ネット専業代理店社員が紹介する”ネット広告”が学べる書籍はこれ!

コラム

「インターネット広告に関して実務で学べる書籍を知りたい….!

ネット専業代理店で約2年勤務し、部下やネット広告業界を志す就活生に言われたセリフです。

この質問をされた際に、私は毎回こう問いかけます。

「”マス広告”と”ネット広告”の違いって分かる?

ほとんどの人が”広告会社に勤める人間”としての目線でこの違いを答えることはできません。実務で役立つ書籍を読むことは大事だと思います。しかし、「広告とは」、「マーケティングとは」という根幹の部分を学ぶことの方がよっぽど大事だと私は思います。ネット広告業界で活躍したいからといってネット広告だけを学ぶというのは”木を見て森を見ず”、というように広告戦略の側面しか学ぶことができません。現代の広告コミュニケーション戦略は全て繋がっているのです。

書籍に関心が無かった私が今では広告に関する書籍を食い入るように読んでいるのは”広告のコミュニケーション戦略の奥深さ”と”人を動かすことの難しさ故の楽しさ”を書籍から学ぶことが最高に楽しすぎるからです。

結果的に読んだ広告の本は50冊ほど

そんな私が今回ご紹介するのは下記の”2つのポイント”を抑えた書籍のみを厳選させて頂きました。

”ネット広告だけでなく広告の仕事の本質が分かる書籍”

”広告で人の心を動かすって最高に面白いと思える書籍

ネット広告業界を志す就活性やネット広告業界に入社した若者に是非読んでもらいたいと思っています。

インターネット広告に関する書籍4選

今回ご紹介する本は

私の広告マンとしての”人生を大きく変えてくれた書籍”です。

結論、どの書籍も共通しているのが、

“マス広告”と”デジタル広告”の統合(Integration)の重要性を説いています。

インターネットやSNSの普及によりWEBマーケティングを活用できる人材の価値が向上している昨今。総合広告代理店や事業会社がWEBマーケティングの部門の立ち上げにこぞって力を入れています。

しかし、これからの時代”ネット広告”と”マス広告”の両方をセットで考えコミュニケーション戦略を立てていける人材が必要不可欠です。

情報過多により広告の信憑性が失われ、広告がスルーされるのが当たり前になっている時代だからこそ、送り手側の一方的なメッセージではなくユーザーの目線に立ちユーザーと商品の新しい”関係性”を創造することがこれからの広告のあり方であり、そこに面白さが詰まっています。

「ネット広告の全体像」を学びたければこの書籍

書籍『急いでデジタルクリエイティブの本当の話をします。』

博報堂のコピーライター出身の小霜和也さんによる書籍です。

デジタル広告の役割・存在意義・可能性などの基本の全てを俯瞰的に学ぶことができる書籍です。

「いま、デジタル広告が一番アツイ。」

以前は「マス広告=認知」、「デジタル広告=刈り取り」という棲み分けという考え方が一般的でした。しかし、時代は変わりデジタル広告でも刈り取りだけでなく潜在ユーザーの発掘やブランディングを行うことができるようになってきています。役割・ターゲットに応じて様々な広告手法を組み合わせたコミュニケーション戦略を立てなければならない時代に突入しています。

この書籍は広告戦略における”デジタル広告の役割”を徹底的に追求し現代に刺さるコミュニケーション戦略を俯瞰して紹介されています。インターネット広告業界を志す若者や新入社員はデジタルクリエーティブの全体像を学ぶことができるのでおすすめです。


「広告にコミュニケーション戦略」を学びたければこの書籍

書籍『手書きの戦略論 人を動かす7つのコミュニケーション戦略』

元博報堂の出身の磯部光毅さんによる書籍です。

”コミニケーション戦略”の基本を全て理解することができる書籍です。

「いま、一番コミュニケーション戦略がおもしろい。」

マス広告だけの一方通行で商品の魅力を伝えるのが「広告戦略」だとしたら、店頭やネット広告を使いユーザーと企業やブランドとの「あらゆる接点」を意識し、双方向のやりとりを重視したのがコミュニケーション戦略です。

コミュニケーション戦略といえば、ある人は「ブランド戦略」と言います。別の人は「ポジショニング戦略」と言います。どれも間違いではありませんが全てコミュニケーション戦略の側面でしかありません。コミュニケーション戦略にはいくつかの”流派”があるのです。デジタルの登場によって新しいコミュニケーション手法が登場し、「広告表現は何を目的にしてプランニングするか」という価値基準が複雑化してどの戦略が正しいのか整理がつかない状況に陥っています。

この書籍はそんな複雑化したコミュニケーション戦略を紐解きシンプルに俯瞰して解説しています。人の心を動かす原動力・トリックを学びたい広告業界志望者やマーケターの方におすすめです。


「広告という仕事の面白さ」を学びたければこの書籍

書籍『明日の広告』

電通のクリエーティブディレクター出身の佐藤尚之さんの書籍

”広告で人の心を動かすことの面白さ”を説いている広告業界の自己啓発本になります。

「”消費者が変わった”から”広告の在り方”も変えていこう。」

広告をラブレターとして定義して話は進みます。時代の変化によって消費者のラブレターに対する接し方が根本的に変化した。昔はラブレターを素直に受け取ってくれた。喜んでくれた。しっかり読んでくれた。しかし、時代は変わりラブレターはスルーされる。嫌悪感を抱かれる。受け取っても友人にシェアされるなど、送り手側主体のコミュニケーションから受け取り側である消費者主体のコミュニケーションへと変化する過程を時代背景と共に解説しています。

ラブレターが伝わり辛い時代になった。ただ、発想を転換してコミュニケーションの仕方を変えれば広告にも明るい未来が待っている。そんなエキサイティングな時代になっていると。広告の奥深さ故の楽しさが描かれています。ページ数も少なく薄い本ですが中身が濃く”広告って最高におもしろい”と思わせてくれるでしょう。

「広告の仕事って楽しいの?」と疑問を抱えている若者には仕事へのモチベーションが爆上がりする書籍となっております。


「広告の本質」を捉えたければこの書籍

書籍『ここらで広告コピーの本当の話をします』

博報堂のコピーライター出身の小霜和也さんによる書籍です。

この書籍は、広告としての”価値や本質”を徹底的に学ぶことができます。

「広告のコピーとは”広告の根幹”である。」

この書籍にはネット広告に関するものはあまり書かれていません。しかし、広告としての価値や役割を徹底的に追求している書籍であり、その根幹が”広告コピー”であり、コミュニケーション戦略の軸であるとして紹介しております。広告コピーを考察する上で、広告の存在意義・競合優位性など正確に捉える思考力こそ若手のクリエーターが育むべき力であると断言しています。

広告コピーを通じて”広告の本質を見抜く力”を養える書籍となっております。


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